ナ・リーグ優勝決定シリーズ第7戦(7回戦制)は24日(日本時間25日)、第6シードから勝ち上がったダイヤモンドバックスが接戦を制して快勝。球団初の世界一に輝いた01年以来、22年ぶりとなるワールドシリーズ進出を決めた。

大舞台にも動じない、若い力が原動力だった。初回、キャロル、モレノの新人コンビの連打で好機を広げ、内野ゴロの間に1点を先制した。逆転された直後の5回には、キャロル、モレノの連続適時打で逆転に成功。7回にもキャロルの犠飛で1点を追加した。3安打2打点を挙げ、今季の新人王最右翼のキャロルは「やったね。ただ、お互いに信じ合ってきた。信じられないよ」と感激に浸った。

27日(同28日)からのワールドシリーズでは、ア・リーグを制したレンジャーズと対決。PSデビュー以来、史上最長となる16試合連続安打をマークし、MVPに選出されたマルテは「あと4試合勝ち続けるだけだよ」と笑顔で話した。