巨人、ヤンキース、エンゼルスなどで活躍した松井秀喜氏(49)が5日、八王子市内で恒例の野球教室を行い、デモンストレーションのフリー打撃で初めてノーアーチに終わった。31スイングし、100メートルの右翼ポール右へあと1メートルの当たりはあったが、惜しくもファウルだった。

松井氏は参加者に「とうとうホームランが打てなくなった記念すべき日。みなさんも松井さんも打てなくなったと自信を持って下さい」と呼びかけた。その後の取材では「とうとう、この日が来た。次回から球場選び。金属バットを復活させようと思っている」と話した。

トレーニングはしていないが、体形は維持していた。来日が前日の夕方とあり、不発の原因を「時差ボケ」に求めた。また「球場選びに失敗した。ダイエットはしていない。健康的な生活をしているだけ。2、3球は行ったという感触だったけど。パワーが落ちている。やっぱり(参加者は)ホームランを見たいと思う。プライドを捨てて、球場を狭くするか、金属バットを使うか、反発係数の高いボールを使うか」と来年の巻き返しを誓っていた。