イチロー氏の完封が、米メディアでも大きく伝えられた。

マリナーズ球団会長付特別補佐兼インストラクターのイチロー氏率いる草野球チーム「イチロー選抜KOBE CHIBEN」が、21日に東京ドームで高校野球女子選抜チームと対戦。イチロー氏は9回まで116球を投げ5安打9奪三振で完封する見事な投球でチームを勝利に導いた。

MLB公式サイトは「50歳のイチローが完封したこと以上に、速球が86マイル(約138キロ)を計測したことがもっとショッキングだ」とし、マリナーズで活躍したジェイミー・モイヤー投手が49歳で現役だった当時は速球の平均球速が78・6マイル(約126キロ)だったと振り返った。

ESPN電子版もイチローの見事な投球ぶりを伝え「イチローは野球から完全に足を洗うことはまだまだ考えていないようだ」とし、ニューヨーク・ポスト電子版は「野球のレジェンドで殿堂入り確実の外野手は、マウンドで圧巻だった」と伝えた。