ドジャース大谷翔平投手(29)が、傑出した打者に贈られるア・リーグの「ハンク・アーロン賞」を受賞した。
3年連続で候補入りし、これが自身初。イチロー氏や松井秀喜氏も届かず、日本選手としても初受賞になった。またMLB全体のベストナインに当たる「オールMLBチーム」も発表され、大谷が先発投手とDHで「ファーストチーム」に選出された。これで今季はWBCのMVPから始まり、メジャーなタイトル「18冠」に輝いた。
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世界の注目を集めた入団会見から2日、大谷が今度は打者としての最高栄誉となるハンク・アーロン賞に輝いた。99年に創設された同賞にはこれまで、デービッド・オルティス(レッドソックス)やデレク・ジーター(ヤンキース)らの殿堂入り選手、昨季はア・リーグ新記録の62本塁打を放ったアーロン・ジャッジ(同)が選出された。球界を代表する打者として、そうそうたる顔触れの仲間入りを果たした。
エンゼルスでプレーした今季は日本選手で初の本塁打王に輝き、打率3割4厘、44本塁打、95打点。投手としては8月23日に右肘を痛めるまで23試合に登板し10勝5敗、防御率3・14、167奪三振をマーク。同日発表された「オールMLBチーム」では初めてDHと先発投手の2部門でファーストチームに同時選出された。これは19年に創設された賞で、ファン投票などにより両リーグからのファースト、セカンドチームを選ぶもの。大谷は21年にDH、22年に先発投手でファーストチームに入り、選出は3年連続となった。
今季のメジャーの主な表彰は、これが締めくくりとなる。大谷は、3月のWBCで侍ジャパンの3大会ぶり優勝に貢献してMVPに輝いたのを皮切りに、史上初めて2度目の満票選出となったア・リーグMVPを受賞。さらに各リーグの打撃ベストナインを選出するシルバースラッガー賞、最優秀DHに当たるエドガー・マルティネス賞など各賞をほぼ総なめした。メジャーな賞だけで「13冠」となり、3度の週間MVPと2度の月間MVPも加えると「18冠」となった。



