フリーエージェントとなっていたハンター・レンフロー外野手(31)が19日、ロイヤルズと2年1300万ドル(約18億2000万円)で契約を結んだ。

レンフローは昨オフにエンゼルスに加入し、今季126試合で打率2割4分2厘、19本塁打、56打点、OPS・738をマーク。しかしチームのプレーオフ進出が厳しくなったことで8月下旬にウエーバー公示され、同31日にレッズに移った。だが、レッズ移籍後は14試合で39打数5安打の打率1割2分8厘、1本塁打、4打点とふるわず、9月18日にDFA(40人枠から外す措置)となっていた。

今季のロイヤルズは負傷者が相次いだ他、投手陣は壊滅的な出来で56勝106敗。ア・リーグ中地区最下位に沈んだ。投手陣の補強を着々と進めてきた同球団は、レンフローを獲得することで攻撃面での最大の穴も埋めた形となる。

レンフローは「球団がマイナーリーグから連れてきた才能と、現在有しているメジャー選手の顔ぶれはかなり見事だ。今の中地区であれば、自分たちが競争に加われることは間違いない」と期待を語っている。(AP)