パドレスは23日(日本時間24日)、楽天から海外FA権を行使した松井裕樹投手(28)と契約したと正式に発表した。

ESPNのジェフ・パッサン記者によると、5年総額2800万ドル(約39億2000万円)で、3年目と4年目終了後に契約破棄の権利を得る条項が含まれている。また契約期間中にケガをした場合に5年目を球団側のオプションに変更する条項も含まれているという。

松井は楽天で10年間プレーし、主に守護神として通算236セーブをマーク。今年3月に行われたWBCでは侍ジャパンの一員として活躍。WBC使用球への対応に課題が残ったが、ダルビッシュ有投手(37)から助言を受けるなど、精力的に改善を続けていた。そのダルビッシュとメジャーでもチームメートとなる。

パドレスは公式X(旧ツイッター)で、松井のユニホーム姿の画像とともに日本語で「松井裕樹投手、ようこそサンディエゴへ!」と歓迎し、正式契約を発表した。