未成年者との不適切行為疑惑が浮上しているレイズのワンダー・フランコ内野手(22)が1日(日本時間2日)、母国ドミニカ共和国の首都サントドミンゴで逮捕されたと複数の米メディアが伝えた。先週の出頭要請に応じず姿をくらましていたため司法手続きが進められていたが、この日に弁護士とともに出頭し逮捕となった。ESPN電子版によると、今回の逮捕は未成年との不適切行為ではなく、出頭要請に応じなかったことに対するものだという。

フランコは昨年8月に未成年の女性に対する不適切な行為があったとする疑惑が浮上し、同国内で少なくとも2件の被害届が出されているという。米ヤフースポーツによると、3日(同4日)に裁判所で罪状認否を求められる予定になっている。

2021年に大型有望株としてデビューし注目を浴びたフランコは、メジャー3年目の昨季は112試合に出場し打率2割8分1厘、17本塁打、58打点をマークし、初の球宴進出。だが疑惑が浮上したため8月12日の試合出場を最後に制限リスト入りしてチームを離れた。MLBからも調査を受け、同月23日から休職措置が取られている。