エンゼルスのアンソニー・レンドン内野手(33)が「シーズンが長すぎる」と発言し、非難が殺到している。

レンドンは21日(日本時間22日)までにスポーツのポッドキャスト「ジャック・ビタ・ショー」にゲスト出演。もしMLBで1つ何か変えられるとしたらどうするかと問われ、笑いながら「シーズンを短くする。試合数が多すぎる。162試合で、185日間とかそれくらいシーズンが続く。このひどい現状を正すべき」と意見した。

レンドンは2019年オフにFAとなり、7年総額2億4500万ドル(約355億円)の大型契約でエンゼルスに移籍。だが移籍後はコロナ禍による短縮シーズンとケガの連続で21年に58試合に出場したのが最多で、その後は47、43試合の出場にとどまっている。打線は大谷翔平投手(29=現ドジャース)とマイク・トラウト外野手(32)とレンドンの3人がそろえば屈指といわれたが、3人がそろうこともほとんどなかった。

欠場ばかりの中での「長すぎる」発言に、SNSでは非難ごうごう。ナショナルズでレンドンの同僚だった元投手のジョナサン・パペルボン氏(43)はX(旧ツイッター)で「彼は野球を嫌悪しているんだよ。シーズンは確かに長いが、それを念頭に契約しているんじゃないのか? 半シーズンプレーして残り半分の年俸を返せ」と批判した。