マリナーズは3日、ホワイトソックスとのトレードでドミニカ共和国出身の救援右腕グレゴリー・サントス投手(24)を獲得し、ブルペンを補強した。MLB公式ウェブサイトが報じた。

代償として球団別プロスペクト・ランキング15位の右腕プレランダー・ベロア投手と同25位のザック・デローチ外野手、さらに2024年ドラフトの全体69位指名権をホワイトソックスに譲渡する。

サントスは昨季ホワイトソックスで60試合に登板し、66回1/3で2勝2敗5セーブ6ホールド、防御率3・39をマークした。

シーズン終盤に右肘の炎症で負傷者リスト(IL)入り。12月のウインターミーティングでホワイトソックスGMは同投手がオフシーズンの投球プログラムを開始したばかりであり、春季キャンプでは出遅れる見込みと述べていた。

マリナーズではジェリー・ディポト編成本部長とジャスティン・ホランダーGM体制になってからドラフト指名権をトレードに出すのは初めてであり、サントスへの期待度の高さの表れとMLB公式サイトは記した。