レッドソックス傘下3Aウースターの上沢直之投手(30)が10日(日本時間11日)、メッツ傘下シラキュース戦で今季初登板し、5回4安打3失点、1四球5三振で初黒星を喫した。球数79球で、ストライクは52球。今季0勝1敗、防御率5・40となった。

初回、いきなり先頭アクーニャに三塁打を浴び、1死後に3番ビエントスに先制2ランを被弾。2回に1点の援護をもらったが、4回には2死一塁で元エンゼルスの7番イグレシアスに適時二塁打を許した。5回は3者凡退に抑えたが、11-3とリードされたままこの回限りで降板した。打線は6回に1点を返したが、チームはそのまま2-3で敗れた。

上沢は昨季終了後に日本ハムからポスティングシステムを利用してレイズとマイナー契約。オープン戦は4試合で防御率13・03だった。レイズの開幕ロースターから外れることが確定し、契約内の条項を行使して他球団でプレーする機会を模索。3月27日にレッドソックスに金銭トレードで移籍した。レッドソックスではメジャー出場の前提となる40人枠に登録されている。