ブルージェイズ菊池雄星投手(32)が敵地でのロイヤルズ戦に先発し、6回5安打2失点、無四球4奪三振で2勝目の権利を持って降板した。防御率は5試合で2・28となった。

前回16日のヤンキース戦で今季初勝利を挙げた菊池は、これが中5日での登板。初回を3者凡退に仕留め、2回先頭のペレスに初安打を許したが、後続を3人で打ち取った。3、4、5回は完璧。4回には打球が右足付近に当たるアクシデントがあったが、問題なく投球を続行。5回までわずか48球と完投ペースだった。

しかし5-0となった6回、1死から9番ブランコに二塁打を許し、次の1番ガルシアにカウント2-2から直球を左翼スタンドに運ばれた。続くウィットは三振に仕留め、3番パスクアンティノに内野安打、4番ペレスに二塁打を浴び2死二、三塁のピンチを招いたが、最後は5番ベラスケスを遊ゴロに仕留めた。6回だけで33球を要し、この回限りで降板したが、3試合連続のクオリティースタート(6回以上、自責3以下)を達成した。

【動画】菊池雄星にハプニング!右足に打球直撃も笑顔で続投、後続を三振斬り