カブス今永昇太投手(30)が敵地でのレッドソックス戦でメジャー移籍後最長となる6回1/3を投げ、5安打1失点、1四球7三振で無傷の4勝目を挙げた。球数88球でストライク63球、最速は93・3マイル(約150・2キロ)。今季ここまで5試合で4勝0敗、防御率は試合終了時点で両リーグ2位の0・98、計27回2/3で3四球28奪三振としている。

MLB公式スタッツによると、デビューから5試合の登板で無傷の4勝をマークし防御率1点以下を記録したのは、1945年のデーブ・フェリス投手(レッドソックス)以来だという。

クレイグ・カウンセル監督は「これまで通りの素晴らしさだった。ストライクゾーンを攻め、その攻めた1球1球すべてが質の高い素晴らしいものだった。あれだけゾーン内を攻めると相手打者も積極的に振ってくるが、その状況で簡単にアウトを取った。7回に入るまでに80球もいかなかったのはすごい」と絶賛した。