カブス今永昇太投手(30)が26日(日本時間27日)、敵地ボストンでのレッドソックス戦に先発し、メジャーデビュー5戦目で今季最長の7回途中5安打7奪三振の1失点。球団初のデビュー5戦で4勝無敗、日本人メジャー史上4人目のデビュー4連勝を飾った。昨オフの移籍の際、有力候補だったレ軍相手に好投し、今永登板日は5戦全勝となった。

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▽今永の防御率 MLB公式記録によると、デビュー登板から5試合で4勝0敗、防御率1点以下の先発投手は1945年のデーブ・フェリス(レッドソックス)以来79年ぶり。フェリスは5試合全て完投勝利で、そのうち3度完封。計45回を投げ3失点で防御率0・60だった。またカ軍の中継局マーキースポーツのクリストファー・カムカ氏によると、カブスの投手でデビュー戦から5先発で防御率0・98は、防御率が正式記録になった1912年以降では球団最高記録。