ドジャース大谷翔平投手(29)が「2番DH」で出場し、2打数無安打に終わったが、今季11個目の盗塁をマークした。

この日は大谷のボブルヘッド(首振り人形)デーで、観衆5万3527人は今季のメジャー最多となった。試合開始前から盛り上がりを見せる中、大谷は始球式の捕手役を務め、心臓疾患と闘う野球少年アルバート・リー君(13)のワンバウンド送球をキャッチ。スタジアムから大きな観衆と拍手が上がった。

大谷のボブルヘッドデーはド軍に移籍してからこの日が初めて。試合後、「元々、球団からは『奥さん(真美子夫人の始球式)はどうですか』って言われていたんですけど、光栄なことですけど本人と話して、野球好きな子供だったりとか、あんまり見に来られない病院の子だったりとか、そっちの方が良いんじゃないかなっていう感じで、決めました」と明かした。

ドジャースでは選手のボブルヘッドデーに家族が始球式を行うことがあり、今回は真美子夫人の始球式を球団から打診されたが、大谷と2人で相談の上で辞退。心臓疾患と闘い、野球を頑張っているリー君の始球式が決まった。

この日は2打数無安打。チームも完敗したが、大谷は「難しい状況の中で、好きで(野球を)やってくれたらそれだけでうれしいですし、ほんとに今日はいい思い出になってくれたら、それで十分かなと思います」と穏やかな表情で語った。

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