カブス今永昇太投手(30)は29日(日本時間30日)、敵地ブルワーズ戦に先発し、5回途中7失点と打ち込まれ、デビュー以来10試合目の登板で初黒星(5勝)を喫した。
メジャー1年目でもあり、首脳陣が蓄積疲労を考慮して18日以来、中10日で臨んだマウンド。1回、3番イエリチに特大2ランを浴びると、3回には5長短打で5点を失った。「チェンジアップが決まらなかったのが、これまでの登板との違いだと思います」。過去9戦で自責点5だったのが、この一戦で7失点。メジャーで唯一0点台だった防御率は、同3位の1・86まで跳ね上がった。
同地区首位を走るブ軍打線の対応力にも苦しんだ。早いカウントから屈指の回転率を持つ高めの速球を狙われ、カウントが進むにつれ、甘いチェンジアップを痛打された。「投球に一貫性がなかった」と、反省の言葉が続いた。それでもカウンセル監督は、4回に無失点と立て直したことに「それがいい投手。次回は修正するだろう」と、心配することはなかった。
その一方で、今永自身はデビュー以来の快進撃がストップすることも覚悟の上だった。「もっと点を取られる試合もあるかもしれない。今日よりも精神的、身体的に苦しい試合が後半戦には待っていると思う。そのためにもしっかり反省して後半戦に臨みたい」。常々「失敗も勉強」と言い続けてきた今永が、1つの黒星でうつむくはずはない。



