花巻東(岩手)から米名門スタンフォード大に進学した佐々木麟太郎内野手(19)が、トレントンの一員としてフレデリック戦に「4番一塁」でスタメン出場し、米国デビューの初安打で2ラン本塁打を放った。

1-1の3回2死二塁の第2打席で、ノーボール2ストライクと追い込まれてからの3球目、91マイル(約146キロ)のフォーシームを右翼フェンスの向こうへ運ぶ米国1号の勝ち越し2ランだった。

佐々木の衝撃デビューに、米国本土のX(旧ツイッター)も盛り上がりを見せている。

「Rintaro Sasaki, everyone. That kind of power from a teenager is INSANE.」(ティーンエージャーのあのようなパワーは異常だ)

「If Rintaro Sasaki develops at his current pace he is going to be a major problem for pitchers」(佐々木麟太郎が今のペースで成長すると投手にとって大きな問題になるだろう)

「Rintaro Sasaki’s first hit in the US is of course a HR. Absolute moonshot over the right field fence.」(佐々木麟太郎の米国初安打はもちろんHR。右翼フェンスを越える絶対的なムーンショット)

などと書き込まれていた。

佐々木は4-1の2死一、二塁の第4打席はカウント2-2からの5球目フォーシームをとらえて右前へ鋭い打球を放ち1点適時右前打。0-1の2回先頭の第1打席は1ゴロ、4-1の4回2死満塁の第3打席は中飛で、4打席目まで4打数2安打、3打点2得点としている。

MLBドラフトリーグは21年に創設され、毎年6月上旬から9月上旬(今季は6月4日~9月4日)に開催。6チームによって争われ、各チーム80試合を行う。7月のドラフトまでの前半戦はドラフト前のアマチュア選手、後半戦はプロ入りした選手で構成される。

高校最多140本塁打を記録した佐々木は、今年3月に花巻東を卒業。米国では9月から新年度が始まるため、まだ試合に出場することができず、ここまでは同大学で練習や紅白戦のみの出場にとどまっていた。26年にドラフト対象となる。この日の現地実況は、佐々木について「ドラフト1巡目が見込まれている」と伝えていた。