大谷翔平、左肩の亜脱臼も痛み止めやテーピングで2出塁 自身初のワールドシリーズ制覇へ王手!

左肩を亜脱臼したドジャース大谷翔平投手(30)が、「1番DH」で強行出場。3打数ノーヒット1三振2四死球と奮闘した。

試合前のセレモニーでは、左肩にサポーターを装着して登場。1回無死での第1打席は右腕シュミットと対戦した。1度もバットを振ることなく、3ボールから四球で出塁すると、左腕を固定するために、左手で胸元つかんだまま走塁に臨んだ。

大谷は1死からフリーマンの2ランで生還。ベースをゆっくりと回る際にも、左手で胸元をつかんだままだった。

第2打席は2-0の3回無死一塁、カウント2-1から内角低めのスライダーを強振するも空振り。2-2からツーシームを引っかけて二ゴロに倒れた。

第3打席は3-0の4回1死一、二塁で左腕コルテスの前に空振り三振に倒れた。

第4打席は4-0の7回無死で、変則左腕のT・ヒルと対戦。カウント2-2から内角のツーシームに差し込まれ、三邪飛に倒れた。

第5打席は4-0の9回1死で右腕ウィーバーと対戦。カウント1-1から内角低めのカットボールが左足のつま先をかすめ、死球で出塁した。

大谷は26日(同27日)の第2戦、盗塁を試みた際に左肩を負傷。MRIなどの精密検査の結果は左肩の亜脱臼のみで構造的な損傷はなかったが、痛み止めの服用や、テーピングを施すなどして強行出場した。

シリーズ対戦成績は3勝0敗で、自身初のワールドシリー(WS)制覇に王手をかけた。

◆亜脱臼 関節の位置にズレが生じ、脱臼しかかった状態。関節の可動域を超えた動作により、骨が関節から部分的に押し出されて発症する。痛みやしびれの症状が多い。骨が関節から完全に外れると脱臼になる。程度はさまざまで、阪神北條は18年に左肩を亜脱臼し、そのままシーズンを全休。21年には手術に踏み切るなど、再発を繰り返すケースがある。一方で、広島鈴木(現カブス)は16年8月に左肩亜脱臼を発症したが、プレーを続行してリーグ優勝に貢献した。一般的には、再発を防ぐために数週間は安静にする。

【ワールドシリーズ第3戦 ライブ速報】はこちら>>