ドジャース大谷翔平投手(31)が23日(日本時間24日)、ワールドシリーズ(WS)の前日会見に臨み、ドラフト会議で指名を受けたスタンフォード大・佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)にエールを送った。
高校の後輩でもある佐々木は23日のドラフト会議で、ソフトバンクとDeNAから1位指名を受け、ソフトバンクが交渉権を獲得。海外留学中の野手の支配下での指名は史上初で、契約までには日米それぞれの制度が複雑に絡み合う。
大谷自身も12年ドラフトを前に、高卒でのメジャー挑戦を明言。強行指名した日本ハムと交渉の末、NPBでのプレーを決断した。佐々木へ「本当に本人の気持ち次第じゃないかなとは思うので、本人がこうなりたいという道を選ぶのが一番かなと思います。その上で、いろんな人たちのアドバイスがあるとは思いますが、最終的には自分の気持ちっていうのが一番大事かなと思います」とメッセージを送った。
佐々木がソフトバンクの交渉が可能になるのは、スタンフォード大のシーズン終了後。れはNCAA(全米大学連盟)規約によるもので、交渉・契約は一切できない。NPB法規室の伊藤アドバイザーは「大学の戦績次第で時期は前後し、最も遅い場合はカレッジ・ワールド・シリーズ(6月中旬)終了後になる」と説明した。
大学の最終戦が終わった翌日からソフトバンクとの交渉が認められ、そのまま契約することも可能だ。ソフトバンクはその時期まで、他球団が指名した選手との契約を終える中で、1位枠を「空席」として抱える形になる。
一方、佐々木は来年4月に21歳となり、7月中旬のMLBドラフトの対象資格も得る。ソフトバンクとの交渉権を維持しつつ、MLBの指名を待ち、MLB入りする可能性もある。伊藤アドバイザーは「MLBの交渉期限は7月28日(米国時間)、NPBとの交渉期限は31日(日本時間)になる」と話した。



