ロッキーズ菅野智之投手(36)が20日(日本時間21日)、本拠地でのパイレーツ戦に先発し、6回4安打1失点、無四球5奪三振と好投。今季8勝目(4敗)を挙げた。

相手先発は、昨季サイ・ヤング賞の剛腕ポール・スキーンズ投手(24)。「意識しないことはないですけど、対戦するのは相手の打線。多くの点数は取れないと思っていたので、とにかく少ない失点でと、心掛けて投げました」。初回、先頭打者に本塁打を浴びたものの、3回以降は12打者連続凡退。2-1と1点のリードを保ち、救援陣にバトンを渡した。

序盤、相手の速球系狙いを察すると、その後はジャイロ回転のスライダーを軸に組み立てた。「若干、握りを変えながら投げた。うまく感覚をつかめたと思います」。カットボールなどでカウントを整え、スプリット、カーブでタイミングを崩す、熟練の投球術が際立つ85球だった。

ロ軍は好継投で1点のリードを守り切り、連勝を飾った。試合後、「またしてもプロフェッショナルな投球を見せてくれた」と称賛したシェイファー監督の言葉が、この日の菅野のすべてを表していた。