<オープン戦:マリナーズ10-9ロイヤルズ>◇26日(日本時間27日)◇アリゾナ州ピオリア

 マリナーズ城島健司捕手(32)は「7番・捕手」で先発し2打数1安打、1死球1得点だった。

 WBCが終わっても、城島の時間との闘いは終わりそうにない。「去年までと比べてサインがめちゃめちゃ増えている。大変ですよ」。

 ワカマツ監督体制ではバッテリーへのサインだけでなく、守備隊形や攻撃面でのサインが大幅に増えた。一息つく間もなく4年目のメジャー開幕を迎えそうだ。

 2006年の第1回WBCは不参加。当時、日本の優勝に、ほかの国の同僚たちから「次はこっちが勝つ」などと言われたそうだが、今回はそれがなかったという。「これは日本の野球が認められてきたということかな」と楽しそうだった。