米マイナーリーグの選抜選手による「フューチャーズ・ゲーム」は12日(日本時間13日)、大リーグのオールスター戦が開催されるセントルイスで行われ、レッドソックス田沢純一投手(23)は世界選抜の先発と発表されたが、登板直前に雨で4時間以上試合が中断し、結局投げなかった。7回に短縮された試合は世界選抜が7-5で米国選抜に勝った。

 1回の裏、マウンドに向かいかけた田沢は審判に呼び止められてベンチに下がった。その後は激しい雷雨に。中断が長時間に及んだことで、レッドソックスの球団首脳が登板回避を指示したという。田沢は「いい経験ができる、と楽しみだった。投げる気は満々でしたけど…」と残念そう。今季はここまでレッドソックス傘下、2Aのポートランドで8勝5敗、防御率2・79。