前日開幕した米大リーグは5日(日本時間6日)、各地で13試合を行って2010年シーズンが本格的にスタートし、エンゼルス松井秀喜外野手(35)は本拠地アナハイムでのツインズ戦で新天地での公式戦デビューを果たし、4-3の8回に中堅右に移籍第1号ソロ本塁打を放った。

 松井はヤンキース時代の昨年に続き「4番DH」で開幕戦出場。3-3の5回2死一、二塁の第3打席では、右前に勝ち越し適時打を打った。

 マリナーズ・イチロー外野手(36)は10年連続200安打を目指してアスレチックス戦に「1番右翼」で出場し、3回の第2打席で中前に今季初安打して4打数1安打だった。

 カブス福留孝介外野手(32)はブレーブス戦に「2番右翼」で出場、3打数2安打。ブレーブス斎藤隆投手(40)は8回に登板し、福留を左飛に打ち取るなど1回無安打2三振だった。試合はブレーブスが16-5で勝った。

 アストロズ松井稼頭央内野手(34)はジャイアンツ戦に「2番二塁」で出場、4打数2安打だった。パイレーツ岩村明憲内野手(31)はドジャース戦に「1番二塁」で出場、4打数無安打だった。