米大リーグは19日(日本時間20日)、マリナーズの野手組がアリゾナ州ピオリアでのキャンプに合流し、11年連続200安打の快記録達成が期待されるイチロー外野手も始動した。ポジションごとに分かれた守備練習に続いてのフリー打撃では、強い追い風の影響もあって、柵越えを量産した。

 大リーグ4年目となるカブス福留孝介外野手も始動し、右翼の定位置確保に向けて全体メニュー終了後に約40分間の特打ちを敢行した。

 レッドソックス田沢純一投手は昨年4月の右肘手術後、初めて本格的な投球練習を行い、捕手を座らせて20球を投げた。ドジャース黒田博樹投手は50球を投じた。

 18日にアリゾナ入りしたアスレチックス松井秀喜外野手はマイナーの施設で、日本のスポンサー企業のCM撮影でユニホームに袖を通した。