米野球情報サイト「ブリーチャー・リポート」は26日(日本時間27日)、元ドジャース野茂英雄氏、岡島秀樹(35=レッドソックスFA)の両投手を大リーグ史に残る「個性的フォーム」に認定した。特徴的なワインドアップ投法でファンを魅了した歴代15人を特集。野茂氏を2位、岡島を4位で紹介した。

 選出された15人にはボブ・フェラー氏(元インディアンス)ら殿堂入りした名選手もランクイン。中でも背番号が打者に正対するほど上半身を大きくひねる野茂氏のフォームは、「トルネード(竜巻)」の愛称で旋風を巻き起こした。岡島は6位のリンスカム(ジャイアンツ)らを抑えて、現役組では最上位。「(リリースの瞬間に)顔が三塁を向いている」と捕手のミットから目線を切る独特のスタイルに驚いた。1位は元レッドソックスのエースで、幻惑フォームで打者を手玉に取った右腕ルイス・ティアントが選ばれた。