巨人は18日、金城龍彦外野手(39)が今季限りで引退することを発表した。この日、都内のホテルで任意引退の申し出を受け、受諾した。98年ドラフト5位で横浜に入団。2年目の00年に打率3割4分6厘をマークし、首位打者と新人王を獲得した。昨オフにフリーエージェント権を行使し、巨人に移籍。一時は1番を任されるなど、36試合に出場し、打率2割3分3厘、1本塁打だった。

 左前腕外側部の損傷で6月11日に抹消後は、1軍での出場はなかった。阪神とのCSファーストステージはチームに同行、ヤクルトとのCSファイナルステージ中はジャイアンツ球場で調整を続け、「チームが戦っている限り、しっかり準備します」と気持ちは切らさなかった。今後は未定だが、チームに残る可能性もある。また、隠善智也外野手(31)は戦力外通告を受け、今後は未定とした。