雨が降りやむまで、一塁側ベンチで待機していた阪神園芸がグラウンド整備を始動した。

 内野グラウンドにできた水たまりには「PQバッグ」という白色の袋を設置。みるみると水分を吸い上げ、徐々に水たまりは目立たなくなってきた。

 12時35分にはマウンドと本塁付近のシートを取り除き、スコップやトンボを手に作業を開始。古い土を取り除いたり、新しい土を入れてグラウンドを整えている状態だ。「忙しくなるのは、これからですね」。試合開始の18時を見据えて阪神園芸は動きだした。