ロッテドラフト1位の安田尚憲内野手(18=履正社)は11日、新人選手研修会ラストの授業で講義を行った岩村明憲氏の「ミスから学べ」との言葉に刺激を受けた。「WBCに出場してメジャーに行かれた方から『失敗は付きもの。失敗から学ぶのが一番』と教わった。どう学び、切り替えるか。必ず失敗はする。逃げずにいけたら」と、今日12日から始まる新人合同自主トレを前に大きな指針を授かった。

 高校日本代表でともにプレーした日本ハム清宮、広島中村奨ともしばしの再会。「(同期は)意識してやっていきたい。チームは違うが目標は同じ。切磋琢磨(せっさたくま)して。1歩1歩、1軍に定着して。日本のトップに上ってからの話ですが」と前置きして、将来のメジャー挑戦にも「スポーツ選手である以上は向上心を持って。上を目指してやっていきたい」。七転び八起きの先にでっかい夢を描いた。