右手親指打撲の影響で調整が遅れている日本ハムのドラフト1位、清宮幸太郎内野手(18=早実)が、沖縄2次キャンプも1軍で英才教育を受けることになった。すでに打撃練習は再開。少しでも実戦の機会を増やし、未来の大砲を育てる。チームは今日14日(日本時間15日)に米国アリゾナ州での1次キャンプを打ち上げて、沖縄へ移動。清宮は、早ければ21日韓国サムスン戦(赤間)で、打席に立つ予定。

 13日(同14日)に行われた韓国LGとの練習試合では、7回無死一塁で人生初という代走から出場した。ランエンドヒット、ヒットエンドランのサインに対して「テストみたいな感じじゃないですか? ミスもなかったので1歩前進かなと思います」と手応え。体の状態を考慮し打撃練習は一休みしたが、そのぶん、守備や走塁で、これまでにない経験を積んでいる。(スコッツデール=中島宙恵)