西武からFA加入した巨人野上亮磨投手(30)が移籍後初の対外試合に登板した。2番手として3回から2イニングを投げ、6失点だった。

 3回2死一塁、二ゴロを吉川尚輝内野手(23)が後逸すると、後続に2本の適時打を打たれ3失点。4回にも遊撃手山本泰寛内野手(24)の失策やボテボテのゴロが塁線上に止まる不運な安打も重なり、押し出し四球と適時打で3点を奪われた。味方のミスが重なり、自責点は0。「カウントを悪くしてしまい甘く入った球を打たれた。まだこの時期なので、結果は気にしていない」と前を向いた。

 高橋由伸監督(42)も「まだまだここから。今日は投げたというところ」と6失点を気にかけなかった。