巨人吉川尚輝内野手(23)が1軍戦“初本塁打”を放った。

 1点を追う1回裏、1死走者なし。日本ハム高梨の初球、真ん中やや外目の138キロ直球を迷いなく振り抜いた。打球は右中間席ぎりぎりに吸い込まれ、同点ソロとなった。

 昨季2軍では4本塁打を放っていたが、1軍では5試合に出場し本塁打はゼロ。うれしい1発に、ベンチの高橋監督も笑顔で出迎えた。正二塁手確保へアピールを続ける吉川尚は「初球から思い切っていきました。それが良い結果に結びついたと思います。この打席のように、ひと振りでしっかりととらえられるように頑張ります」と話した。