ヤクルトにも“二刀流”が登場!? 新外国人デーブ・ハフ投手(33=韓国・LG)が巨人との試合形式の合同練習に先発。ゲレーロの1発以外は制球良く凡打を打たせ、6回1失点と好投。「本塁打はコントロールミス。それ以外はいい投球ができた」とうなずいた。

 ただ、反省点が1つだけあった。「2打席目の初球(結果はファウル)。本塁打を狙っていたんだ」と、5回2死で空振り三振を喫した“打席”を挙げた。

 左投げ両打ちの打撃好き。打席での心構えは「大谷だったらこの場面でどうするかを考えてるよ…冗談だけどね」とエンゼルス大谷の名前を挙げて笑わせた。メジャーでは通算8打数1安打も“9番目の打者”としての意識も高い。

 開幕ローテーション投手として、28日の2軍巨人戦をへて4月4日広島戦(神宮)に臨む。「(無観客だったので)教会で投げている気がしたよ。歓声の中で投げると集中できる」。投げて、打って、神宮に大歓声を起こす。【浜本卓也】