お好きな角度から歴史的本塁打を見届ける“清宮カメラ”の誕生だ。パシフィックリーグマーケティングが運営する「パ・リーグTV」が、30日の開幕戦から、視聴者が配信される映像のカメラ位置を選択できるマルチアングルを初採用することが22日、分かった。

 同TVは、今季もパ・リーグ主催試合を全試合インターネットでライブ配信。従来は、通常の試合中継を配信してきたが、今季は清宮のプロ1号となる本塁打シーンなどで、スマホ、パソコンなどの視聴者が見たいカメラ位置を自由に選べる。日本ハムの本拠地札幌ドームには7台のカメラを設置。一塁側、三塁側、バックネット裏に加え、センターバックスクリーンから2台、右翼席上段、三塁側内野スタンド上段とクリック1つで切り替えられる。

 マルチアングルはヤフオクドーム、ZOZOマリンでも導入し、ソフトバンク柳田、西武中村、日本ハム中田らの豪快な本塁打も好きな角度から視聴可能。清宮の第1号本塁打は、どの角度から見るか。ファンにとっては新たな楽しみが増えることになりそうだ。