22日に日本ハムの新オーナーに就任した日本ハム本社の畑佳秀社長(59)が23日、札幌市内の球団事務所で就任会見を行った。「ファイターズのオーナーとしては地域、さらにはファンのみなさまに、今まで以上に愛される球団を目指します」と、あいさつした。

 畑オーナーは81年に日本ハム本社に入社。当時は経理部に配属され、最初の仕事が球団の決算業務だったという。「そういうことを含めて、感慨深いですね」と、話した。

 会見に同席した栗山英樹監督(56)は「オーナーは1981年、ファイターズが初めて優勝した時に入社されたということで、今回は日本一を持ってきてくださると思って、一緒に力を合わせさせていただいて、前に進んでいきたいと思います」と話し、日本一奪還の使者として歓迎した。