1月に亡くなった明大OB星野仙一氏の追悼セレモニーを受けて開幕ゲームを戦った明大が、東大に先勝した。

 3年生エースの森下暢仁投手(大分商)が先発し、初回にいきなり先頭打者本塁打を許したが、6回4安打7三振2失点と粘投した。森下は「立ち上がりは流れが悪かった。(本塁打は)セレモニーの後だったので『しまった』と思いましたが、今日は守備に助けられました。星野さんのことは偉大な先輩として(同じ)エースとして、もっと自分も気迫を見せてやっていきたい」と話した。

 善波達也監督も「星野さんのことはあらためて残念な気持ちと、この後、しっかり明治らしく戦っていかなければならないと気持ちを新たにしました」と話した。