ヤクルトが日本ハムを破り12勝5敗(勝率7割6厘)、1試合を残して交流戦勝率1位を決めた。

 ソフトバンク、オリックス、西武の2位3チームと最高勝率を争っていた。この日1位のヤクルトが勝利。2位3チームのうち西武、ソフトバンクが敗れたため勝率1位が決定。セ・リーグでは14年の巨人に次いで2球団目。賞金500万円を獲得した。

 試合8終了後、札幌ドームのセンター方向のビジョンには「東京ヤクルトスワローズ 最高勝率1位球団 おめでとうございます」の文字が躍った。

 ヤクルトナインは一塁ベンチを出て右翼応援席に向かって全員歩き出し、手を振って声援に応えた。

 先発小川泰弘投手がチームの連敗を2で止める6回1失点の好投。北の大地で3勝目を挙げヒーローインタビューに臨んだ右腕は「毎年交流戦は苦しんでいる印象があったけど、後半戦の勢いに変えて頑張っていきたい」とチームの気持ちを代弁した。