阪神はやはり雨天中止ゲームの次戦に強かった。

 1回表に3点を先制するも、中盤に追いつかれる展開。どちらに流れが傾いてもおかしくない状況で、救援陣の奮闘が光った。同点の6回は2番手桑原が3者凡退に仕留め、7回からマウンドに上がった38歳藤川はイニングをまたいで2回を3奪三振1安打無失点。打線の終盤猛攻を救援陣が呼び込む形となった。

 金本知憲監督は「こっちは球児と桑原で流れをちょっと抑えてくれたかなというのは感じましたね。(藤川のイニングまたぎは)球数も少なかったので。打順も見ながらね。本来やっぱり、球児だったら8回くらいを任せられるので」と救援陣にねぎらいの言葉。前日28日ヤクルト戦は雨天中止となっており、これで今季は雨天中止ゲームの次戦成績が9勝2敗1分けとなった。