守備の乱れが絡み、ロッテ・ボルシンガーの連勝が止まった。0-0の3回2死満塁で、西武外崎を二飛に仕留めたと思われた打球が右翼前にポトリ。二塁中村が1度手を挙げて捕球意思を示しながら一転、右翼手に任せたことで2者の生還を許した。続く4回には一塁井上のファンブルから2点を失った。それでも恨み言は一切口にせず「(失点は)相手の粘りに負けた部分もあった。打ちとったと思った当たりが誰もいないところに飛んでしまった。不運な打球が多かったが、それが野球」と受け止めた。

 勝てばNPB外国人新記録の12連勝だったが、ともに来日ワーストの9安打6失点(自責5)。最短の4回KOとなった。「(結果に)がっかりだけど、今まで試合をつくってこれた」と切り替えた右腕。4月6日以来の黒星となる2敗目も「次の1勝をしっかり勝ち取って、そこからまた連勝出来るように頑張りたい」と前だけを見据えた。