ベテランの阪神福留は“金本超え”の挑戦権を持つ。

 7月は月間3割6分2厘と好調で、今季打率も2割7分4厘まで上昇してきた。金本監督も「キャプテンですから。自分がやらないといけないという自覚を持ってくれている」と感謝した。41歳以上で打率3割台到達なら11年ヤクルト宮本以来で、過去4人(5度)しかない。巨人落合やオリックス門田ら一流が名を連ねる。指揮官も「俺も40歳の時が3割、最後。41歳の時は打率2割6分くらいじゃなかったかな」。その記憶通りで41歳の09年は打率2割6分1厘。今日31日中日戦は先発ガルシアで、福留はベンチスタートとなる見込みだが、8月反攻の力を蓄える。