広島が2位ヤクルトに逆転勝利でゲーム差を9・5に広げた。1回裏に逆転を許すも、4回に追いつくと、6回に勝ち越し。8回には安部と田中の本塁打でヤクルトを突き放した。後半戦5カード連続で初戦勝利。再び貯金を今季最多タイの16とした。

 広島緒方孝市監督の談話は以下の通り。

 -打線について

 緒方監督 点が欲しいところで1点ずつ取れたのは大きかった。バティ(バティスタ)がヒーローだけど、安部があそこでまさかの本塁打を打ってくれるとは。あそこは走者をかえして欲しいところだったが、最高の結果を出してくれた。

 -安部の状態が上向き

 緒方監督 1打席1打席しっかりと内容のある打席が多くなってきた。本人も取り返すというよりも、目の前の1試合、1打席に集中してやってくれている。

 -中崎は失点したが、中継ぎが試合の流れをヤクルトに渡さなかった

 緒方監督 最後ザキ(中崎)がピンチになったけど、粘り切って投げてくれた。何より、9回までリードしたウータン(石原)が度胸あるリードで引っ張ってくれた。また明日からも1試合1試合全力で頑張ります。