横浜(現DeNA)、巨人などで活躍したBC栃木の村田修一内野手(37)が、今季限りで現役を引退することが分かった。今日1日に会見を行う。昨季、巨人から自由契約となり、今季は開幕から独立リーグでプレーしながらNPB復帰を模索。「4番三塁」で出場を続け、3戦連発や月間MVPなど力を証明したが、「最後の区切り」としていた支配下登録期限の7月31日までにオファーは届かず、決断した。

 ◆村田修一(むらた・しゅういち)1980年(昭55)12月28日、福岡県生まれ。東福岡では投手で98年甲子園に春夏連続出場。春は3回戦で松坂(横浜)と投げ合った。日大で野手に転向し、東都リーグ歴代2位の通算20本塁打。02年ドラフト自由枠で横浜入団。07、08年本塁打王。11年オフにFAで巨人へ移籍し、12年からリーグ3連覇に貢献。ベストナイン4度(08、12、13、16年)ゴールデングラブ賞3度(13、14、16年)。08年北京五輪、09年WBC日本代表。昨年10月に巨人を自由契約となり、今年3月にBCリーグ栃木へ入団。栃木での成績は42試合、145打数51安打(打率3割5分2厘)、9本塁打、44打点。177センチ、92キロ。右投げ右打ち。