ロッテが“有有(あり・あり)対決”を制し、連敗を5で止めた。

 先発した有吉優樹投手は7回1死まで5安打1失点。序盤に4四球を与えたが、要所で粘る自責ゼロ投球で、6月27日以来となる白星を挙げた。

 また打撃陣は、今季ここまで3戦全敗と相性の悪かった日本ハム有原航平投手を攻略。6回に先頭の平沢大河内野手が右前打でチャンスメークすると、加藤翔平外野手は1球で犠打成功。1死二塁から藤岡裕大内野手が先制中前打を放つなど、この回5安打を集めて一気に3点を奪った。

 結果は「有」吉が4勝目、「有」原は3敗目。前週の登板が台風で流れ、約2週間ぶりの先発だった有吉は「久々に勝ちが付いて、やっぱりうれしいですね。前回の日本ハム戦(暑さで足がつった8月1日の帯広)はデーゲームでしたけど、今日は涼しい中でやらせてもらえて良かった」と笑顔だった。