ヤクルト原樹理投手が、プロ3年目で初完封勝利をマークした。

 得意球のシュートだけでなくスライダーやカーブなど両サイドと緩急を使い、巨人打線をテンポ良く打ち取った。123球で4安打無四球、自己最多の12三振を奪った。

 原は「まさか完封できるとは思っていなかった。すごくうれしい気持ちでいっぱい。完封というよりも、1人で投げきろうと思っていた。8回でも1点取られてもいいやという気持ちだった。(最後は巨人岡本が左翼に大飛球)びっくりするどころじゃなかった。ファウルと思ったけど切れなくて入ったと思った。今日はついていたなと思います。今日は今日、明日から次の試合を見つめてやっていきたい」とほおを緩めた。