阪神糸井嘉男外野手が、最終回にバックスクリーン左側へ飛び込む15号ソロを放ち、一矢報いた。4点を追う9回、先頭で中日佐藤が投じた真ん中低め144キロの直球をとらえた。

 この日は4回にも右前打を放っており、マルチ安打と好調。右足の骨折を感じさせない活躍を連日見せている。試合後は「負けたら何もないよ」と一言残し、宿舎へ向かうバスに乗り込んだ。