阪神が今季、甲子園で球団ワーストとなる39敗目を喫した。苦手にしていた巨人メルセデスから25イニング目で初得点を挙げたが、先発メッセンジャーが5回4失点と精彩を欠いた。

6回に同点に追いついたが、終盤に巨人の若き主砲・岡本に2打席連続アーチを浴び、最後は長打力に屈した。

金本知憲監督は「長打とかね。見ての通り、力の差っていうのは、特に打力はありますね。ちょっと長打力が課題ですね」とパワー不足の打線を嘆いた。9月27日のDeNA戦を最後に、チームは11試合連続で本塁打が出てない。

阪神は3連敗を喫し、今季は60勝79敗2分。すでに最下位は確定。野村克也監督が指揮を執った01年以来のシーズン80敗に王手がかかった。