ロッテは11日、球団OBで金田正一元監督(85)の実弟である金田留広氏が、10月2日に死去していたと発表した。71歳だった。死因は非公表。

68年のドラフト4位で東映に入団。右投手として72年には20勝を挙げ、最多勝のタイトルに輝いた。74年に兄が監督を務めていたロッテへトレードで移籍。同年、16勝を挙げて2度目の最多勝とパ・リーグMVPを獲得し、チーム4年ぶりの優勝と24年ぶりの日本一に貢献した。79年に広島にトレード移籍して82年限りで現役を引退。87、88年にはロッテの2軍投手コーチを務めた。