大台に乗った。日本ハム近藤健介捕手(25)が4日、札幌市内の球団事務所で契約更改交渉に臨み、5600万円からほぼ倍増となる年俸1億円で一発サインした。

近藤は今季129試合に出場し、打率3割2分3厘、9本塁打、69打点をマーク。パ・リーグのベストDHを獲得した。「打撃の方でよく貢献してくれたと言っていただいた。思った以上に評価されたのでうれしく思います」。年明け1月には、鹿児島・徳之島でチームメートの松本や横浜高の後輩浅間らとともに合同自主トレを行う予定だ。増額した年俸の使い道について「(自主トレ施設の)設備を良くするために投資しようかなと思っています」と打撃マシンやネット等の設備資金として充てるつもりだ。

来季の目標について「リーグ優勝、日本一をもう一度味わいたい。自分の成績とリンクしてチームの成績が良くなるようにしていきたい。具体的には首位打者を絶対とりたいですし、全試合に出たいなと思ってます」と話した。

(金額は推定)