西武ドラフト1位、松本航投手(22=日体大)が、上々のプロ第1歩を踏み出した。

8日、西武第2球場で新人投手組と自主練習。「ちょっとなまっていたけど、思ったよりよかったです。いい汗かけました」と充実した表情で話した。

年末年始に帰省した兵庫の実家では足首近くまでの積雪があり、長靴で走り込みを行った。この日はポール間走の後にスパイクに履き替え、同4位粟津凱士投手(21=東日本国際大)を相手に塁間の距離で入念にキャッチボール。「地元ではスパイクをおろせず、感触を確かめたかったので、良かったです」と笑顔だ。

練習中だった主砲の中村らにもあいさつ。「今までテレビで見ていた選手のオフシーズンの姿を見られて(チームの)一員になれたのかなと思います」。プロの自覚を深め、9日からの新人合同自主トレに臨む。