複数のドラフト候補生を擁する近大が9日、奈良・生駒市のグラウンドで新年の初練習を行った。

昨秋は野手1本で優勝に導いた谷川刀麻外野手(3年)は投手・野手の両立で最終年を戦うと宣言した。最速148キロ。大谷の二刀流に刺激されている主将は「チームも個人も勝負の年。今まで支えてもらった方々への恩返しのためにプロに行きたい」と気合十分。

右サイドから最速152キロを投げる村西良太投手(3年)は「春秋のリーグ優勝とドラフトにかかることが目標」ときっぱり。188センチ、93キロの大型遊撃手、中川智裕内野手(3年)も「打撃で結果を残してプロにアピールしたい」と目標を定めた。