阪神矢野燿大監督が31日、沖縄・読谷村にあるチーム宿舎で開かれた全体ミーティングで選手たちに訓示した。「まずは自分を信じること。あとは、どうありたいか。みんなやり方ばかり気にするけど、自分はどんな選手になりたいのか。どうやって試合に出て行くとか。例えば3割打つと決めたら、そこに向けての練習が出てくる」と内容を明かした。

矢野監督の一問一答は以下の通り。

◆那覇空港到着後、宜野座に直行して施設チェック

-立派な新しい施設

ブルペンも前までは横との間隔がちょっと狭かったから、どうしても前で投げている投手を気にしながら投げたりもあったと思う。これくらい間を取ってもらったら自分のペースで投げられたりできる。投手はどうなんやろ。集中しやすいと思う。音も多分、これなら響く感じがよりあるかもしれない。窮屈さがない。

◆読谷村の宿舎で全体ミーティングを終えて

-いろいろ伝えたなかで一番、強調したいことは

一番というかいっぱいありすぎて、まとまりがあった話になっているかという不安はあるんやけど。さっき言ったように「自分を信じる」ということもすごく大事。自主性って、俺はすごくプロ意識が高くて、それが自分を成長させるものにつながると思う。

-マルテは2月7日紅白戦から実戦出場するのか

(意見を)尊重したいと思う。本人が早く日本に慣れたいと思ってるなら出たらいいし、こっちから無理に出ろというのは、あんまり俺のやり方ではない。

-監督としてどういうチームを作りたいのか

俺は、そこはこれからかなと思っている。あまりこういうチームを作りたいから、こうっていうよりは、そっちの競争を激しくすることが俺の仕事。例えば今日も「レギュラーは1個しかないから競争。開幕投手も1人しかいないから競争してとってもらう」とね。