阪神オネルキ・ガルシア投手(29)が、古巣の中日ドラフト1位根尾昂内野手(18=大阪桐蔭)にアドバイスを送った。10日の教育リーグ・中日戦(鳴尾浜)に先発し、2回の根尾の第1打席で初対戦した。直球2球で連続ファウルと追い込み、最後も139キロの直球で左飛に打ち取った。

対戦した印象を聞かれると「真っすぐにアグレッシブな印象だったから、真っすぐでいったよ」と昨季13勝をあげた助っ人が“真っ向勝負”。続けて「変化球も対応していったらいいと思うよ」とルーキーに助言も忘れなかった。

この日は初回2死二塁から、モヤに2ランを浴びるなど3回6安打4失点。それでも「いい形で投げられていたし、状態はいい。向こうが上だったという形」と順調ぶりを強調した。

2番手で登板したラファエル・ドリス投手(31)は、1回1安打無失点。最速152キロを計測するなど安定感を見せた。先頭打者で根尾と対戦し、カウント2-2から左飛に。「スイングも力強かった。あとは経験。経験を積み重ねていったら、日本を代表する打者になると思うよ」とこちらも太鼓判を押した。